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太陽電池動力の観光船、高雄市で就航


ニュース その他製造 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020949

太陽電池動力の観光船、高雄市で就航

 
 光電関連製品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)が高雄市政府の発注に基づいてリン酸鉄リチウム電池を動力源とする観光船を建造し、9日に高雄市内の愛河で就航式が行われた。春節(旧正月)明けから正式に運航を開始する。10日付工商時報が伝えた。
 
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お披露目となった太陽電池船(9日=中央社)
 
 汚染物質や騒音を全く出さないのが特徴で、愛河には今後さらに4隻が就航する予定だ。1隻当たりの価格は747万台湾元(約2,093万円)だという。ライトンの林行憲総裁は「来年には20隻の出荷を目指したい」と述べた。

 ライトンはこのほど太陽電池船事業部を子会社、光宝動力儲能科技(ライトン・クリーン・エナジー)として独立させることを決めた。新子会社の丁忠儀副総経理は「高雄地区は年間の日照日数が300日を超え、太陽電池動力船の発展に最も適している」と指摘した。