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トヨタ「プリウス」のリコール、台湾でも629台


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020954

トヨタ「プリウス」のリコール、台湾でも629台

 
 トヨタが9日、新型「プリウス」などハイブリッド車4車種のリコール(回収・無償修理)を発表したことを受け、同社の台湾総代理店、和泰汽車は同日、台湾で販売された新型プリウス629台のリコールを実施すると発表した。早ければ春節(旧正月)前にも修理を完了したい構えだ。10日付自由時報などが伝えた。

 トヨタや日本の国土交通省によると、不具合はブレーキをかけた際、タイヤが固定して車が滑る現象を防ぐ「アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)」の制御プログラムにあり、ブレーキの利きが低下し、停車するまでの距離が旧型のプリウスより延びる恐れがあるという。

 和泰汽車によると、台湾にはリコール対象車種が650台輸入されており、うち629台が販売済みだという。同社は電話と書留郵便で購入者にリコール実施を通知した。修理作業はABSのプログラムを書き換えるもので、30分ほどで完了するという。

 和泰汽車はリコールの対象となった残る3車種を台湾に輸入していないが、「レクサスHS205h」は1台が個人輸入されているという。同社は並行輸入など他のルートで輸入された分についても無料修理に応じる方針だ。