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自動車部品メーカー、1月売上高が絶好調


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020955

自動車部品メーカー、1月売上高が絶好調

 
 自動車部品メーカー各社の1月売上高がハイシーズン入りを受け好調だ。東陽集団傘下、東陽実業は前年同月比73%増の7億7,900万台湾元(約2,200億円)で過去最高を記録。同集団の台湾開億工業も同37%増の5億3,800万元で、過去2番目の好成績となった。自動車用ライトメーカーの大億交通工業製造は、同90.4%増の3億5,200万元で、過去2年で最高だった。10日付経済日報が報じた。

 東陽集団の呉永茂総裁は、世界各地で今冬、大規模な風雪被害が起きており、これが自動車部品需要の刺激要因になっていると指摘した。東陽実業は春節(旧正月)休みを4日縮め、満杯となっている輸出受注を確実に出荷につなげる構えだ。開億も春節休みを5日短縮。第2四半期には拡張した生産ラインが量産体制に入るという。

 大億は、日本や北米など海外からの受注が増え続けている上、台湾の自動車メーカーの需要も依然強いと指摘。受注が満杯のため、1月から週末も生産ラインを稼働させて対応している。