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液晶パネル業界、1月売上高は好調【表】


ニュース 電子 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020959

液晶パネル業界、1月売上高は好調【表】

 
 9日、液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)と群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が1月売上高を発表し、パネル大手5社の同月売上高が出そろった。例年1月はオフシーズンだが、今年は需要の高まりと低い在庫水準により供給逼迫(ひっぱく)状態が起きており、これに伴う好調さが各社の数字に反映された。10日付電子時報などが報じた。
 
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 中華映管の1月連結売上高は68億9,800万台湾元(約193億円)で、前月比13.9%増、前年同月比163.5%増となった。前月比では大手5社のうち最大の成長を見せた。同月のパネル出荷枚数は、大型で前月比12.3%増、前年同月比224.8%増の204万6,000枚、中小型で前月比12.7%増の1,882万2,000枚となった。

 群創の同月売上高は161億1,000万元で前月比では0.1%のマイナスとなったものの、前年同月比では81.56%増加した。これにより、3月18日予定の合併による新「奇美電子」成立を目指す、奇美電子(CMO)、群創、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)の3社を合わせた売上高は同月447億元となり、最大手の友達光電(AUO)の382億元を約17%上回った。