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UMCの1月売上高、前月比7%減


ニュース 電子 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020961

UMCの1月売上高、前月比7%減

 
 聯華電子(UMC)が9日発表した1月売上高は、前月比7.45%減の86億50万台湾元(約240億円)だった。前月比減収の要因について同社は、▽台湾元の対米ドル為替レート上昇▽平均販売単価(ASP)の下落▽12インチウエハー工場での製造プロセスの移行作業による出荷量の減少──を挙げた。10日付工商時報が報じた。

 UMCによると、12インチ工場はフル稼働状態が続いているが、0.13マイクロメートルおよび90ナノメートルプロセスの生産ラインで、65/55ナノプロセスへの移行を進めているため出荷量が減っている。ただ、間もなく移行作業は完了する見通しで、顧客からの受注が集中する65/55ナノプロセスの生産能力が向上すれば、3月以降の売上高は成長が期待できるとしている。

 同社は、今年予定する設備投資12億~15億米ドルを、主に12インチ工場の生産能力増強に投じる計画だ。