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Q1ノートPC出荷規模予測、前期比減少幅を拡大=ゴールドマン


ニュース 電子 作成日:2010年2月10日_記事番号:T00020966

Q1ノートPC出荷規模予測、前期比減少幅を拡大=ゴールドマン

 
 ゴールドマンサックス証券アジアハイテク産業研究部の金文衡主管は9日、第1四半期の世界のノートパソコン出荷台数は、中国での労働力不足および部品供給不足の影響が今後さらに深刻化し、前期比10%減少するという見通しを示した。当初予測の減少幅8%に下方修正を施したものだ。10日付工商時報が報じた。

 金主管は、第1四半期の中国ノートPC市場はまずまずの需要を維持するものの、中国では例年、春節(旧正月)連休明けに10~15%の労働者が流出しており、今後人手不足がさらに深刻化して供給量に影響を及ぼすと指摘した。

 一方部品の供給不足については、現在最も深刻なのはGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)で、積層セラミックコンデンサー(MLCC)など受動部品がこれに次ぐ状況だという。このほかDRAM、ハードディスクドライブ(HDD)、光学ドライブ、金属酸化膜形電界効果トランジスタ(MOSFET)も不足状態にある。