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台湾プロ野球、予定通り3月にシーズン開幕


ニュース 社会 作成日:2010年2月11日_記事番号:T00020972

台湾プロ野球、予定通り3月にシーズン開幕

 
 台湾プロ野球界は八百長事件を受け、1996年以来最多となる28人もの現役選手が永久追放処分となる見通しだが、今年もスケジュール通り3月20日に新シーズンが開幕し、公式戦が行われる。11日付蘋果日報が報じた。

 今回の事件で最も大きなダメージを受けたのは計18選手を解雇した兄弟エレファンツで、レギュラークラスの投手、捕手のほぼ全員がチームを去る事態となった。ただ、昨年末に、前楽天イーグルスの林恩宇投手(28)を獲得したほか、他球団からも新戦力を補強している。

 一方、主力投手の多くと契約を破棄したラニューベアーズは、外国人枠のすべてを投手に使って戦力の維持を目指す。このほか、主砲の謝佳賢外野手のみの損失にとどまった興農ブルズ、および今回の事件で容疑者が出なかった統一セブン-イレブン・ライオンズは戦力に影響は受けない見通しだ。

 4球団は今年から、各地の地方検察局と協力し、チーム内に異常が見られた場合、ただちに通報、調査を行う体制を敷いて八百長の防止に努める。ただ、蘋果日報の世論調査によると、回答者の70.6%が「八百長はなくならない」と答えている。