ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

円山大飯店のトップレスショー、結論先延ばしに不満爆発


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月11日_記事番号:T00020979

円山大飯店のトップレスショー、結論先延ばしに不満爆発

 
 台北市の円山大飯店で昨年10月から上演されている馬伯楽(マーベラス)国際歌舞ショー「夢幻華麗之夜」で、当初企画されたトップレスショーが当局に認可されずに上演できない状況が続いており、業者との摩擦に発展している。11日付中国時報が伝えた。

 このショーは踊りや曲芸などで構成され、トップレスショーは公演の目玉となる部分だ。長さ90分の公演には3分程度のトップレスショーが2回含まれるはずだった。

 トップレスショーの是非をめぐって、行政院労工委員会(労委会)は、外国人ダンサーの起用が台湾人の雇用機会を侵害する恐れがあることや、公演内容が公然わいせつに当たる可能性があることなどを理由に認可の是非に関する結論を先延ばしにしてきた。労委会は当初、10日までに判断を示すとしていたが、結論は結局春節(旧正月)後に先送りとなり、業者の不満が爆発した。

 興行業者、芸衆国際娯楽の呉国信董事長は「労委会の片方の目は色覚障害で、片方の目は黄色(中国語でわいせつを意味する色)だ。公演はファミリーエンターテインメントで、わいせつショーではない。政府は観光産業を支持すると言っておきながら、国際的視野を欠き、何も分かっていない」と批判した。