南部最大の観覧車が10日、義聯集団（Ｅユナイテッド・グループ）が５月にも正式オープン予定の大型複合商業施設、義大世界広場（Ｅ－ＤＡワールド、高雄県燕巣郷）で供用を開始した。正式な運転開始は旧暦の元日に当たる２月14日で、毎日午前10時から午後10時まで利用できる。料金は平日150台湾元（約420円）、休日200元。11日付自由時報などが報じた。
供用開始となった10日には、義聯集団創業者の林義守氏（右２）や楊秋興高雄県長（右１）らが搭乗したほか、孤児院などの子ども300人が無料招待された（10日＝中央社）
この観覧車は直径80メートルで、台北市の大型ショッピングモール、美麗華百楽園（ミラマー・エンターテイメント・パーク）や高雄市の統一夢時代購物中心（ドリームモール）にある観覧車よりも小さいものの、海抜230メートルに位置することから「台湾で最高」が売り物で、屏東県の山々や高雄の海など美しいパノラマが楽しめ、高雄の新たなランドマークになると期待されている。
