企業の68％が春節（旧正月）後に新規人材の需要があり、50％が具体的な採用計画を立てており、このうちの25％は既に人材を獲得したことが大手求人サイト、104人力銀行のアンケート調査で明らかになった。12日付蘋果日報が報じた。
募集枠が最も多いのがコンピューターおよびコンシューマエレクトロニクス製品業界で１万3,341件、次いで保険業界の１万2,340件、半導体業界の１万1,392件などとなっている。
同アンケートによると、調査対象となった企業604社のうち、今年の景気見通しについて金融危機前の水準を回復するという回答は78％で、金融、電子、不動産の各業界が最も楽観的だった。
なお、同社が求職者3,600人余りを対象に行った別のアンケート調査によると、過去２カ月で就業待ちの求職者は約１割減少し、就職市場の好転がうかがえるという。求職者が仕事を見つけるまでに要する時間は平均6.42カ月となっている。
