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中鋼の4月輸出価格、約8%の再値上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年2月12日_記事番号:T00021015

中鋼の4月輸出価格、約8%の再値上げ


 中国鋼鉄(CSC)は、鉄鋼製品の4月輸出価格を1トン当たり30~50米ドル(約8%)引き上げた。2~3月に熱延以外で15~25%引き上げたのに続く再値上げだ。中国および東南アジア向けのCIF(運賃・保険料込み)価格は熱延で同600~620米ドル、冷延は710~730米ドルとなる。12日付経済日報が伝えた。
 
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 中鋼は値上げの理由について、原料価格上昇と在庫補充による需要の高まりと説明した。アジアの鉄鋼価格は高水準で推移しているため、「値上げは国際相場に合わせたもので、依然として価格競争力はある」と強調した。24日発表予定の台湾市場向け価格も引き上げられる見通しだ。

 張家祝董事長は11日、今年の業界景気見通しは引き続き良好で、税引前利益600億台湾元(約1,700億円)を目指すと語った。