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トヨタ車シェアが44%に上昇、リコール問題の影響なし


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年2月12日_記事番号:T00021017

トヨタ車シェアが44%に上昇、リコール問題の影響なし


 交通部数拠所の統計によると、トヨタの台湾総代理、和泰汽車の2月1~10日の新車登録台数は前月同期比1041.8%増、前年同期比334.6%増の4,476台で、シェア44.4%を獲得した。1月、トヨタ車の台湾シェアは29.1%まで低下し、大規模リコール(回収、無償修理)問題による影響が懸念されたが、台湾顧客のトヨタブランドに対する忠誠度は予想以上に強かったようだ。12日付経済日報などが報じた。
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 春節(旧正月)前でハイシーズンに当たる2月1~10日、市場全体の新車登録台数は1万89台で、小型車に対する貨物税(物品税)減税措置打ち切り直後の前月同期比で330.4%増、景気が低迷していた前年同期比では295.0%増と、大幅成長がみられた。
 
 2月の市場全体の新車登録台数について、和泰汽車は春節前の2日間で6,000台売れると見込み、最高1万8,000台まで伸びると楽観予測。一方、台湾ホンダは1万4,500~1万5,500台、裕隆日産は1万5,000台以上と比較的慎重な見方だ。