ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

南亜プラ、CCL再値上げを検討


ニュース 電子 作成日:2010年2月12日_記事番号:T00021023

南亜プラ、CCL再値上げを検討


 プリント基板(PCB)材料、銅箔基板(CCL)台湾最大手の南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は、銅の国際価格の持続的上昇を受け、今月15日までにCCL価格の10%引き上げを行うことを検討しているもようだ。同社は1月に10%値上げを行ったばかり。台燿科技(TUC)など同業各社も2月末までに追随値上げを行うとみられ、PCBメーカーの粗利益を圧迫しそうだ。12日付経済日報が伝えた。

 PCBはオフシーズンながら昨年12月から需要が強く、1月も引き続き好調だ。ただ、昨年第4四半期から銅や金の国際価格が上昇しており、粗利益率の低下を招いている。最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)の第4四半期粗利益率は、前期比2ポイント下落の17%だった。第1四半期もコスト増による粗利益率下落が懸念される。