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MRT松山線工事が地下化、南京東路の交通改善へ


ニュース 運輸 作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021035

MRT松山線工事が地下化、南京東路の交通改善へ

 
 2006年8月に着工し、13年末に完成予定の台北MRT(都市交通システム)松山線(西門~松山)の建設工事が3月以降、全面的に地下工程に入る。このため、工事によって悪化している南京東路の交通状況が、大幅に改善される見通しだ。20日付聯合報が報じた。

 台北市捷運工程局によると、春節(旧正月)期間中に日本人トンネル工事技術者を招へいして掘削準備を進めており、既に掘削機2機の組み立て作業が行われている。下半期には最多で7機の掘削機が投入される予定だ。

 松山線は全ルートが地下路線で、板南線(板橋線、南港線)の西門駅を起点に主に南京東路と八徳路の地下を通り、台湾鉄路(台鉄)松山駅までの8.5キロメートル全8駅を結ぶ。完成すれば西門駅から松山駅までわずか15分となり、台北市の交通機能改善への貢献が期待される。