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ラクトパミンの残留基準設定、使用解禁へ


ニュース 食品 作成日:2007年8月15日_記事番号:T00002104

ラクトパミンの残留基準設定、使用解禁へ


 行政院衛生署は14日、現在食肉への含有が認められていない動物用成長促進剤ラクトパミンについて、残留基準を設定し、使用を認める方針を固めた。今月末にも公告の上、実施される。15日付聯合報が伝えた。

 衛生署と行政院農業委員会はこのほど開いた会合で、ラクトパミンが人体に影響を与えないという結論に達した。農業委がラクトパミンを禁止薬物から除外した上で、衛生署が豚肉などへの残留基準を設定する。 

 会合が開かれた今月10日には、全土各地の養豚業者が衛生署前で、ラクトパミンを含有した米国産豚肉の輸入に反対する抗議活動を行った。ラクトパミン解禁をめぐっては、米国の圧力があったとされ、養豚業者らは外圧に屈し、台湾農家を無視した決定打と反発を強めている。ラクトパミンは昨年10月に禁止薬物に指定されていた。