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ユニクロが台湾進出、今秋台北に1号店オープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021041

ユニクロが台湾進出、今秋台北に1号店オープン

 
 カジュアルウエア「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは18日、3月に全額出資による台湾子会社「台湾優衣庫有限公司」を台北市に設立し、今年秋をめどに同市内にユニクロ1号店をオープンすると発表した。

 台湾子会社の資本金は1億5,000万台湾元(約4億3,000万円)で、出店形態や商品数は今後検討を進める。なお22日付蘋果日報によると、1号店は台北市の東区商圏と信義区が出店候補地に挙がっているとの観測が出ている。

 業界関係者は、「これまでは一部中国製紡績品の台湾販売が禁じられていたことなどから、国際的大手アパレルブランドの多くは台湾進出に二の足を踏んでいたが、中台間の規制緩和が進むにつれ、台湾市場を重視する姿勢が強まっている」と語った。

 ユニクロのほかスウェーデンの低価格アパレルチェーン店、「H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)」も台湾出店を検討しているとされる。