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新奇美電、1カ月半で統合完了目指す


ニュース 電子 作成日:2010年2月22日_記事番号:T00021049

新奇美電、1カ月半で統合完了目指す

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は12日、傘下の液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)と、奇美電子(CMO)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)の合併により、3月18日の正式な成立を目指す新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)について、「最速1.5カ月で統合作業を完成させたい」との意向を示した。13日付工商時報が報じた。

 郭董事長は、群創の段行健董事長は台湾で最も早くから液晶パネル業界にかかわってきた人物であり、奇美電の幹部の多くと既知の間柄であるため統合に問題はなく、遅くとも3カ月以内に作業は完了するとの見方だ。

 また鴻海、奇美電ともに進出する太陽光発電分野について、「奇美電の薄膜太陽電池技術、鴻海の機電、部品における強みを統合すれば、鴻海は高い競争力を発揮し、同業界で必ず重要な地位を占める」と自信を見せた。