馬英九総統は22日、台北松山空港と上海虹橋国際空港を結ぶチャーター便が10月に就航すると明言した。当初は週４便、その後状況に応じて増便される見通しだ。23日付経済日報などが報じた。
馬総統は、アジア各地から空運で３～４時間という台湾の有利な立地条件を生かすべきだと強調した（22日＝中央社）
馬総統は同日、台北市の円山大飯店（グランドホテル）で開かれた、中国に進出している台湾企業の春節（旧正月）を祝う集いで、東京羽田線の10月就航が決まっており、ソウル金浦線も交渉中だと明らかにした上で、上海虹橋を加えた４空港を直航便で結ぶ「北アジア黄金航線」の選挙公約が実現すれば、台湾はアジア太平洋経済のハブとなり得る」と意義を語った。
