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翔鷺集団のPXプラント、来年6月に操業開始へ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年2月23日_記事番号:T00021073

翔鷺集団のPXプラント、来年6月に操業開始へ

 
 中国の台湾系石化メーカー、廈門翔鷺集団が福建省漳州市古雷経済開発区に建設中のパラキシレン(PX)プラントが2011年6月に操業を開始する見通しとなった。23日付工商時報が伝えた。

 同プラントは当初、アモイ市海滄区に建設される構想で、04年2月に中国国家発展改革委員会の認可を取得し、06年11月にいったんは着工された。しかし、アモイ市民の反対デモなどを受けて07年後半に工事がストップし、建設先が地元政府主導で古雷経済開発区に変更された経緯がある。

 漳州台商協会の何希灝会長は、「古雷経済開発区半島への移転後、工事は順調に進んでおり、福建省政府では葉双瑜副省長が責任者を務めている」と述べ、地元政府の強力なバックアップを得ていることを強調した。

 同プロジェクトの総投資額は600億人民元(約8,010億円)で、第1期の投資額は200億人民元。