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エイサーのQ1ノート出荷、上方修正で過去2番目見込む【図】


ニュース 電子 作成日:2010年2月23日_記事番号:T00021081

エイサーのQ1ノート出荷、上方修正で過去2番目見込む【図】

 
 宏碁(エイサー)の王振堂董事長は22日の年始あいさつで、ノートパソコンの受注好調を受け、今年第1四半期の出荷台数予測を従来の「前期比10%減」から「同5%減」に上方修正し、過去最高となった昨年第4四半期に引き続き900万台以上を記録するとの見通しを示した。23日付蘋果日報などが報じた。
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王振堂エイサー董事長(右)は22日、同社創業者の施振栄氏(中)に年始のあいさつ訪問を行った。左は緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長(22日=中央社)
 
 王董事長はまた、中国沿海地区での労働力不足問題について、サプライヤーとの十分な連携により6カ月分の前倒し発注を行っており、現在のところ影響はないと語った。

 さらに王董事長は「金融危機の影響で遅れが出ていた企業のPC買い替え需要が、景気回復に伴って下半期にも高まる」との見通しを示し、同社は今年、ビジネス用機種とコンシューマ向け機種の比率を従来の3対7から4対6とすることを目指すと語った。

 その上で、デスクトップPCとノートPCに、サーバやストレージ機器を加えた商用機種は主に「BRICS」(ブラジル、ロシア、インド、中国)に加えインドネシアなどで、特に中小企業をターゲットとするとの方針を示した。
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