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3大科学園区の10年売上高、2割成長へ=国科会【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年2月24日_記事番号:T00021093

3大科学園区の10年売上高、2割成長へ=国科会【表】

 
 新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の2009年の合計売上高は前年比13%減の1兆5,857億台湾元(約4兆4,600億円)で、IT(情報技術)バブル崩壊後の01年以来のマイナス成長となった。ただ、景気が好転してきた下半期は前年同期比16.2%増(9,518億元)だったため、統計を取りまとめる行政院国家科学委員会(国科会)は、今年は前年比20%増の1兆9,000億元と07年並みの水準が見込めると楽観している。24日付工商時報などが伝えた。
T000210931

 
 業種別の09年売上高は、バイオテクノロジーが19.5%増とプラス成長を記録したものの、半導体や光電、パソコン周辺機器、精密機械、通信など軒並み1~2割の減収だった。

 3大科学園区の管理局は昨年のマイナス成長について、金融危機に端を発した不景気が直撃した上半期、各社がこれまでに例のない苦境に陥ったためと説明した。