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日本企業2社、台湾上場を検討


ニュース 金融 作成日:2010年2月24日_記事番号:T00021096

日本企業2社、台湾上場を検討

 
 日本のフラッシュアニメ制作会社DLE(東京都千代田区)と液晶ディスプレイ用ガラス基板メーカーのアヴァンストレート(三重県四日市市)が台湾での株式上場を視野に台湾証券交易所と接触していたことが分かった。24日付工商時報が伝えた。

 台湾証券交易所の関係者は「商業上の守秘義務で詳細は明らかにできないが、単独上場でも海外との重複上場でも、日本企業の台湾上場に楽観的見通しを抱いている」と述べた。

 台湾証券交易所は昨年12月、薛琦董事長が日本を訪れ、台湾上場を誘致するための説明会を開くなど、日本企業に積極的なアプローチを行っていた。

 DLEは台湾のデジタルコンテンツ市場がアジアでも特に発達していることから、台湾上場を検討しているとされる。同社は昨年11月に台湾のアニメーション制作会社、青禾動画と提携している。

 アヴァンストレートは世界5位のガラス基板メーカーで、台湾の液晶パネルメーカーと密接な関係がある。同社はアジア市場での単独上場を検討しており、台湾が選択肢として挙がっているもようだ。