ニュース 電子 作成日:2010年2月24日_記事番号:T00021106
24日付工商時報によると、EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手の鴻海精密工業が、パナソニックから薄型DVDドライブを大量に受注したとの観測が出ている。事実であれば年間500億台湾元(約1,405億円)の売上貢献が見込め、今年3割増収という同社の目標を下支えすることになりそうだ。
パナソニックは、薄型光学ドライブで日立LGデータストレージと並び世界トップクラスの市場シェアを誇る。ただ、競争激化による価格の下落に直面し、薄型DVDドライブはフィリピンでの製造を行っていた。同社は昨年、中国・大連工場へのシフトを検討したが、効率の悪さから外部委託に変更したもようで、コスト抑制を強みとする鴻海がこれを獲得したとみられる。
なお今後の主力とするブルーレイディスク(BD)ドライブでパナソニックは、日本とベトナムを生産拠点としている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722