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作成日：2010年2月24日_記事番号：T00021107
光ディスク各社、ＣＭＣの値上げに追随せず
錸徳科技（ライテック）や国碩科技（ギガストレージ）など光ディスクメーカーは、需要の高まりを感じるものの、今のところ値上げの計画はなく、価格調整は第２四半期以降になると表明した。大手の中環（ＣＭＣマグネティクス）は原料コストの過半を占めるポリカーボネート価格上昇を受け、２月出荷分から５～10％値上げしているが、これには追随しない構えだ。24日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、コンシューマ向け製品の需要増を受け、ポリカーボネート価格が昨年第４四半期から上昇している。翁明顕ＣＭＣ董事長によると、従来の１トン当たり1.5米ドルから2.5米ドルへと６割も上昇したという。
また翁董事長は、下半期にはハイシーズンに入り、買い手市場から売り手市場となるため、光ディスク業界は利益増に期待が持てると予測を語った。
