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中国移動幹部、4G関連調達で台湾訪問へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年2月24日_記事番号:T00021110

中国移動幹部、4G関連調達で台湾訪問へ【表】

 
 中国の携帯電話キャリア大手、中国移動(チャイナ・モバイル)の沙躍家副総裁は、3月末にも通信機器大手3社幹部とともに台湾を訪れ、第4世代(4G)携帯電話関連の大規模調達を行う見通しだ。24日付工商時報が伝えた。
 
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 沙副総裁は、華為技術、中興通訊(ZTE)、大唐電信の幹部とともに台湾入りする。滞在中は台湾の鴻海精密工業、聯発科技(メディアテック)、威盛電子(VIAテクノロジーズ)、宏達国際電子(HTC)などに対し、大規模な発注が見込まれる。調達品目は電子ブック、携帯電話端末、ネットワーク設備などとみられる。

 中国移動幹部の台湾訪問は、昨年8月の王建宙総裁以来となる。王総裁は訪台時、今後3年間で1,200億人民元(約1兆5,800億円)をネットワーク設備に投資するとともに、端末機器の調達規模が1,800億人民元に達するとの見通しを明らかにしている。

 中国移動は中国独自のTD-LTE方式を4G技術の世界標準とすることを目指しており、今回の訪問は台湾企業に同方式のサプライチェーン構築を申し入れる狙いがあるとみられる。