ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エピスター、サムスンの発注削減説を否定


ニュース 電子 作成日:2010年2月24日_記事番号:T00021111

エピスター、サムスンの発注削減説を否定

 
 発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手、晶元光電(エピスター)の張世賢副総経理は、市場でサムスン電子が同社からのLED調達を大幅に削減したとの観測が流れたことに対し、「単なるうわさに過ぎない。顧客の需要は強く、第1四半期はフル稼働状態で、第3四半期まで受注見通しは良好だ」と表明した。24日付工商時報が伝えた。

 市場観測では、サムスンが自社のLED生産ラインを次々に稼動させ、関連メーカーの需要が落ち込むとされていた。ただ、張副総経理によると、エピスターは春節(旧正月)の前後を問わず、供給が追い付かないほどの受注を得ており、調達の大幅削減といった状況は全く発生していないと指摘した。

 同社によると、今年は液晶テレビやノートパソコン、モニター、照明などで需要が強く、また、LEDの輝度上昇、コスト低下で普及が進むため、業界は全体的に見通しが良いとしている。