ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

春の強雨、気象局が警戒宣言


ニュース 社会 作成日:2010年3月2日_記事番号:T00021205

春の強雨、気象局が警戒宣言

 
 中央気象局は1日、3月から5月にかけての気象展望を発表し、3月中旬以降、局地的に1日当たりの降水量が40ミリメートル以上に達する強い雨が降る可能性が高いとして警戒を呼び掛けた。太平洋赤道域東部の海面水温が高くなるエルニーニョ現象の影響により、強い雨に見舞われる確率は最近10年で最も高いという。2日付自由時報が報じた。

 中央気象局によると、エルニーニョ現象が起きた場合、台湾は冬は暖かく春は雨が多くなる傾向がある。2004年から05年にかけてのエルニーニョ現象では、台湾は1日当たり50ミリ以上の大雨を観測した日が年間200日を超え、6月には高雄で例年の平均値上限の2倍以上となる1,030ミリの降雨量を観測し、水害が発生した。今年は5年前と気象条件が似ており、インド洋の海水温度が高いことから春季の雨は05年よりも深刻になる見通しだ。

 台湾南部は昨年8月の台風8号(アジア名・モーラコット)で広い範囲で地盤の緩みが起きており、大雨が降れば再び土石流などの災害に見舞われる可能性がある。台湾大学地質系の陳文山教授は「現段階で何ら対策は講じられていないようだ」と政府の準備不足を批判している。