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ASUSのQ1出荷、「人手・部品不足も目標達成」


ニュース 電子 作成日:2010年3月5日_記事番号:T00021312

ASUSのQ1出荷、「人手・部品不足も目標達成」

 
 華碩電脳(ASUS)の沈振来執行長(CEO)は4日、最近、深刻化が指摘されている中国での労働者および部品供給の不足について、「一定の影響は出るが、既定の出荷目標は順調に達成できる」と語り、影響は受けないとの見方を示した。第1四半期の同社出荷目標は、▽マザーボードで前期比5~10%増▽ノートPC(ネットブックを含む)、同1~2割減──。同期売上高は1~2割減となるものの、営業利益率は4~5%で前期4.2%を上回るとしている。5日付経済日報が報じた。

 なお、同社はノートPC生産の外部委託拡大計画が、労働者不足から減速していると報じられたが、これについて沈執行長は「既存の委託先、鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)以外に、今年はもう1社増やす」との方針を強調した。

 沈董事長は「今年はASUSにとって、シェア拡大とコスト削減を目指した『サプライチェーン元年』となる」としており、末端市場から部品調達、生産委託にわたり、これまで長期間をかけて進めてきた改善の成果が間もなく表れる」と語った。