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長栄海運、船舶発注を再開へ


ニュース 運輸 作成日:2010年3月9日_記事番号:T00021357

長栄海運、船舶発注を再開へ

 
 長栄海運(エバーグリーン・マリン)の謝志堅董事長は8日、長栄集団(エバーグリーン・グループ)の新春パーティーに出席し、年内にも新規船舶の発注再開に向けたスケジュールをまとめる考えを示した。9日付経済日報などが伝えた。

 謝董事長は「船舶建造価格が1TEU(20フィート標準コンテナ換算)で1万米ドル以下となった時点が好機になる」との認識を示した。また、「1万TEU以上の船舶を保有すると不景気時は苦しい。張栄発総裁が強調する通り、新規に建造する大型コンテナ船は8,000TEUを超えないという原則を守りたい」と語った。

 一方、謝董事長は業績見通しについて、「アジア~欧州航路は収益が出始めており、アジア~米国航路も第2四半期に長期契約を結び、運賃が上昇すれば、第3四半期には収益が望める。今年は全体で損益均衡か小幅黒字ではないか」と述べた。

 長栄海運は、中国と東南アジアとの自由貿易地域発足を受け、東南アジア路線の拡充も計画している。