ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

金仁宝集団、電子ブック参入を宣言


ニュース 家電 作成日:2010年3月9日_記事番号:T00021366

金仁宝集団、電子ブック参入を宣言

 
 金仁宝集団の許勝雄董事長は8日、傘下の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と金宝電子工業を中心に、今後電子ブックリーダーの受託生産に参入すると表明した。顧客企業名は明らかにできないが、既に製品は完成しているという。9日付工商時報が伝えた。

 許董事長はまた、光電産業に照準を絞った研究開発(R&D)センターを南京に設立することを明らかにした。当初は100人規模からスタートさせる予定だ。これにより、コンパルによる光電関連の技術の、パソコン、ノートPC市場への迅速な浸透を図る。

 今年はグループ全体で330億米ドル、台湾元にして1兆元(約2兆8,000万円)規模の売上高を目指すが、内訳はコンパルと華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)、他2社から成る仁宝集団で260億米ドル、泰金宝電通(カルコンプ・エレクトロニクス&コミュニケーションズ)など3社から成る泰金宝集団で70億米ドルとしている。特にコンパル、電源メーカーの康舒科技(アクベル・ポリテック)、携帯電話など生産のカルコンプが成長をけん引すると見込んでいる。