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ソニーの台湾調達、「今年100億ドル超も」 【表】


ニュース 電子 作成日:2010年3月9日_記事番号:T00021377

ソニーの台湾調達、「今年100億ドル超も」 【表】

 
 台湾ソニーの荒牧直樹董事長は8日、「台湾はソニーグループにとって世界最大の調達先で、金額ベースで当社全体の3割を占める」と語り、「今年はゲーム機や液晶テレビを中心に調達を拡大し、調達規模は100億米ドルを超える可能性もある」との予測を示した。ソニーの今年の台湾調達規模は、デルを抜き、ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ世界2位となる可能性もあると9日付経済日報は指摘した。
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 半導体業界で30年以上の業務経験を持つ荒牧董事長は、台湾の半導体産業を高く評価しており、ゲーム機用のLSI(大規模集積回路)はすべて聯華電子(UMC)や華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)など台湾メーカーから調達していると語った。

 また、台湾メーカーへの液晶テレビ生産委託は、今後、金額ベースでゲーム機と並ぶ見通しだ。これに伴い、鴻海精密工業、緯創資通(ウィストロン)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)などの出荷成長が期待できそうだ。