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台湾キヤノン、今年15%増収目指す


ニュース 家電 作成日:2010年3月10日_記事番号:T00021392

台湾キヤノン、今年15%増収目指す

 
 台湾佳能資訊(キヤノン・マーケティング台湾)の鎌田篤総裁は9日、今年、売上成長率15%以上を目指すと表明した。キヤノンの世界の各拠点が予測する年成長率の平均7.5%に対し、2倍に上る高い伸びを目標とする。10日付工商時報が伝えた。

 キヤノンは台湾市場で今年、デジタル一眼レフカメラのシェア首位を維持するだけでなく、コンパクトデジカメの首位も狙う。プリンターの目標成長率は25%に設定した。

 キヤノンは昨年、金融危機による景気低迷を受け、世界市場全体での販売が21%減少したが、台湾の売上高は40億台湾元(約110億円)近くに達し、前年比35%増と世界の各拠点で最高の伸びを記録した。

 鎌田総裁は、台湾市場の傾向について、「消費者は価格だけを重視しているわけでなく、ハイエンド機種も好評だ」と分析した。