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エリクソン、台湾に調達担当者


ニュース 電子 作成日:2010年3月10日_記事番号:T00021393

エリクソン、台湾に調達担当者

 
 スウェーデンの通信機器大手、エリクソンは9日、台湾の設備メーカーからの調達を拡大するため、このほど台湾に調達担当者を配置したことを明らかにした。10日付工商時報が伝えた。 

 台湾エリクソンのステファン・ヨハンソン総経理は「今年以降、台湾で設備納入業者やパートナーを模索していく。マルチメディア端末機器が中心になる」と述べた。

 エリクソンに対する端末機器納入業者は、これまでの2G、3Gの端末機器に加え、W-CDMAを拡張した高速パケット通信規格HSPA(3.5G)や次世代通信規格のLTE(4G)に拡大し、品目もUSBモデム、IPTV監視カメラ、タッチパネル、LTE携帯電話端末、ネットワークカード、電子ブック関連製品などに多様化が見込まれている。

 ヨハンソン総経理は「台湾に調達担当者を置いたのは、台湾の端末機器供給能力が世界的な競争力を備えているためだ」と述べた。調達額は年間100億台湾元(約282億円)以上を見込む。