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作成日：2010年3月10日_記事番号：T00021395
エイサーのカルペラ搭載ノート、受託各社に恩恵期待
宏碁（エイサー）が今年の主力商品として位置付ける薄型軽量ノートパソコン「Timeline」シリーズの、インテルのモバイル向け新プラットフォーム「カルペラ（Calpella）」搭載機種が今月末に発売される。10日付蘋果日報は、同機種の生産を受託する広達電脳（クアンタ・コンピュータ）と緯創資通（ウィストロン）の３月出荷台数は、他社を上回る成長率を記録すると予測している。
同機種は、13インチをウィストロン、14・15インチをクアンタが受注しており、２社のノートＰＣ出荷台数は３月、それぞれ前月比で15％以上増、21％増となる見通しだ。また英業達（インベンテック）もカルペラ搭載機種の出荷が始まる第２四半期、前期比10％の出荷増を見込んでいる。
なお、エイサーはカルペラ搭載機が市場で好評であれば、第２四半期以降はさらに出荷台数を拡大するとの方針を示しており、今年通年の販売台数は同社全体の約20％を占めるとみている。
