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作成日：2010年3月10日_記事番号：T00021401
「新奇美」の２月売上高、400億元に
群創光電（イノルックス・ディスプレイ）が９日発表した２月売上高は前月比16.42％減、前年同月比48.97％増の134億6,500万台湾元（約380億円）となった。同社は今月18日に奇美電子（ＣＭＯ）と合併して新たに「奇美電子（チーメイ・イノルックス）」を誕生させるが、２月の奇美電との合計売上高は400億5,600万元となり、現在最大手の友達光電（ＡＵＯ）を22.6％上回った。10日付工商時報などが報じた。
「新奇美」は群創と奇美電、統宝光電（トポリー・オプトエレクトロニクス）の３社合併によって誕生するが、段行建・群創董事長はこのほど、「新奇美」の生産能力と業績は、合併前の３社の合計数値を上回るものにするとの目標を示した。「新奇美」の当面の年産枚数は３億5,000万枚となる。
９日は中華映管（ＣＰＴ）も２月売上高を発表した。ＴＦＴ事業部の連結売上高は前月比2.6％減、前年同月比113.3％増の58億9,000万元だった。２月の大型パネル出荷枚数は前月比6.6％減、前年同月比59.5％増の191万1,000枚。中小型パネルの出荷枚数は前月比17％減の1,562万7,000枚だった。
