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UMCの2月売上高、前月比微増


ニュース 電子 作成日:2010年3月10日_記事番号:T00021404

UMCの2月売上高、前月比微増

 
 ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)が9日に発表した2月売上高は、86億3,500万台湾元(約242億9,000万円)で、春節(旧正月)で稼働日数が少なかったにもかかわらず、前月比0.4%の増加となった。また、1~2月合計売上高は172億3,500万元で、前年同期比で3倍近く増加した。10日付経済日報が報じた。

 UMCの12インチウエハー生産ラインでは需給のひっ迫が続いているが、主力顧客の聯発科技(メディアテック)が第1四半期の売上予測を上方修正したことや、智原科技(ファラデー・テクノロジー)など「聯家軍」と呼ばれるUMCと関係が深い顧客の2月売上高が前月比で成長していることからも、UMCへの発注増がうかがえる。

 また、4日に南部で起きた地震による影響について同社は「現在のところ第1四半期の業績予測に変更はない」としている。

 証券会社は、同社の3月売上高は90億元が見込めると予測しており、さらには2007年10月以来の新記録となる97億元に達する可能性もあるとしている。