ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ツアー日程ミスで入境できず、中国客24人が空港で大騒ぎ


ニュース 社会 作成日:2010年3月11日_記事番号:T00021411

ツアー日程ミスで入境できず、中国客24人が空港で大騒ぎ

 
 10日正午ごろ、中国の中国国際旅行社(CITS)が企画した台湾ツアーの一行24人が海南航空HU-7987便で北京から桃園国際空港に到着した。しかしこのツアー、旅行会社の手配ミスから、入境許可証に記された日付より1日早く到着したため内政部入出国及移民署から台湾入境を拒否され、強制的に中国へ送り返されることとなった。
T000214111

帰りの飛行機への搭乗を拒否する添乗員(中)は、ツアー客のパスポートや搭乗券を手放さず、移民署員ともみ合いとなった(10日=中央社)

 納得がいかない添乗員は、中国行き旅客機への搭乗を拒否。ツアー客も「われわれは同胞じゃないか、どうしてこれくらいの融通が利かないのか」と訴えたが通じず、帰りの飛行機の出発を2時間遅らせて他の乗客を待たせた末、ようやくあきらめて帰路に着いた。しかし、なおも怒りが収まらない添乗員は、集まった台湾メディアなどに罵詈(ばり)雑言を浴びせたほか、中指を突き立てて抗議を続けた。

 この騒ぎでは、添乗員を除く23人が有効な許可証を持っていなかったため、海南航空に46万台湾元(約131万円)の罰金が科された。交通部観光局は責任の所在を明らかにした上で、台湾側の受け入れ先である「百昱旅行社」に対する処分を決めるとしている。11日付蘋果日報が報じた。