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中国投資総経理ら、ECFA早期締結に期待感


ニュース 金融 作成日:2010年3月11日_記事番号:T00021417

中国投資総経理ら、ECFA早期締結に期待感

 
 中国政府系の投資ファンド、中国投資(CIC)の汪建煕総経理と政府系投資銀行、中国国際金融(CICC)の李剣閣董事長は10日、北京で開かれている第11期全国政治協商会議(政協)第3回会議で工商時報の取材に応じ、中台による海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の早期締結を訴えた。11日付同紙が伝えた。

 汪総経理は「両岸(中台)の投資自由化はさらに調整が必要だ。投資開放に関しては、中国の取り組みが進んでおり、台湾は遅れている。金融分野などは改善が必要だ」と訴えた。

 李董事長は「台湾の投資環境で最大の問題は不安定な政局だ。ポピュリズムが力を得ている。こうした状況は理想的な投資環境とは言えず、法律による投資面での安全保障が必要だ」と強調した。

 汪総経理は今年春節(旧正月)前に、李董事長は昨年10月にそれぞれ台湾を訪問している。