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中華航空の1〜2月売上高、08年水準を回復【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年3月11日_記事番号:T00021419

中華航空の1〜2月売上高、08年水準を回復【表】

 
 中華航空(チャイナエアライン)の1~2月売上高は200億500万台湾元(約570億2,600万円)となり、金融危機による不景気に見舞われた前年同期比では33.36%増、2008年同期比でも0.6%減とほぼ同水準を回復した。また1~2月売上高のうち旅客事業部分が前年比8.5%増だったのに対し、航空貨物事業は同128%増と成長が目立った。10日付工商時報が伝えた。
 
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 貨物事業の大幅成長について中華航空主管は、「昨年1~2月に50%以上落ち込んだ航空貨物市場が第4四半期から回復を見せ、他社に先駆けて米国の航空機保管専用空港に待機させていた貨物機を呼び戻し、輸出貨物の増加に速やかに対応したため」と説明した。

 また、旅客事業については、景気好転に加え、冬休み、春節(旧正月)連休が長く、運賃が上昇し、販売数も伸びたことが成長につながったとしている。特に昨年は不景気と新型インフルエンザ(H1N1)流行により減少した日本人旅行者が戻ってきており、春節後も活発な市場が維持されているという。