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威邁思と威達、WiMAX業者が初の提携


ニュース 電子 作成日:2007年8月16日_記事番号:T00002143

威邁思と威達、WiMAX業者が初の提携

 
 次世代高速無線通信規格「WiMAX」の事業権を南北それぞれで獲得した威邁思電信(東元電機系の東訊と携帯電話会社の威宝電信の合弁会社)と、威達有線電視(ベスター・ケーブルテレビ・システム)は15日、「台湾WiMAXサービス戦略聯盟」を結んだと発表した。これにより台湾全土で統一のサービスが可能になる。事業権獲得決定後、初の業者同士の提携成立となった。

 威邁思の劉兆凱董事長は、両社の提携により威宝電信の3G基地局、威達のブロードバンドおよび光ファイバーにおける優位性、東訊のWiMAX技術、東訊と威宝がこれまで築いてきた販路を生かし、効率よくマーケティング活動ができるとし、来年8月のサービス開始予定を6月に前倒しすると語った。

 威邁思は、来年上半期に3分の1の主要基地局を設置し、サービス開始後毎月1万人のユーザーを増やし、来年末には8万人に達すると見込む。北部の潜在的WiMAXユーザー500万人のうちシェア10%を獲得し、2010年には収入が支出を上回るだろうと予測している。

 一方威達は固定電話の事業権も獲得しており、セットトップボックスを無料で配布して、ケーブルテレビ、固定電話、ブロードバンドの3点を組み合わせた「トリプルプレイ」サービスを展開する計画だ。16日付経済日報が報じた。
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