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ネットワーク機器メーカー、WiMAXよりLTE優先


ニュース 電子 作成日:2010年3月12日_記事番号:T00021460

ネットワーク機器メーカー、WiMAXよりLTE優先

 
 ネットワーク関連機器メーカーが最近相次いで高速無線通信技術WiMAX(ワイマックス)対応製品への投資打ち切り、または投資縮小を表明し、同じく第4世代(4G)標準規格の候補とされるLTE(ロング・ターム・エボリューション)に注力する方針を示している。12日付電子時報が報じた。

 智易科技(アルカディアン・テクノロジー)の李鴻裕総経理は、従来WiMAX対応製品の研究開発(R&D)に資源をつぎ込んできたが、検討の結果、WiMAX投資の取りやめ、3GPP-LTE開発に方針転換を決定したと語った。

 WiMAX技術の発展に慎重な見方をしていた明泰科技(アルファ・ネットワークス)の李中旺董事長も、WiMAX分野のR&Dに投じてきた資源をLTEに振り替え始めており、今年は恐らくWiMAX対応製品の量産はないと語った。

 中磊電子(サーコム)の王煒総経理は以前、「当社の規模から見てWiMAX投資は効果が期待できない」と表明。昨年末には、米ベライゾン・ワイヤレスとLTE技術向けの安全管理ソリューションを発表し、LTEに重点を置く方向性を打ち出した。