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IC設計ラリンク、トレンドチップを合併


ニュース 電子 作成日:2010年3月12日_記事番号:T00021465

IC設計ラリンク、トレンドチップを合併

 
 IC設計大手の雷凌科技(ラリンク・テクノロジー)と誠致科技(トレンドチップ・テクノロジーズ)は11日、合併を発表した。合併比率はラリンク1株に対しトレンドチップ0.8209株。存続会社はラリンクで、合併期日は10月1日。合併後の資本金は17億台湾元(約48億4,000万円)となる。12日付工商時報が伝えた。

 ラリンクの高栄智董事長、陳弘仁総経理は合併後も留任。執行長(CEO)にはトレンドチップの方新舟董事長が就任する予定だ。合併後は有線用、無線用のICを生産する能力を備え、米ブロードコム、瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)などを追撃する。合併5年後の売上高は10億米ドルを見込む。

 ラリンクは同日の董事会で1億元の第三者割当増資を決議した。戦略提携先からの資本受け入れが目的で、市場では引き受け先として、中国の通信設備メーカーの中興通訊(ZTE)と華為技術などの名前が挙がっている。