ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

男児が12階から転落死、ソファーで跳ねて網戸突き破る


ニュース 社会 作成日:2010年3月15日_記事番号:T00021471

男児が12階から転落死、ソファーで跳ねて網戸突き破る

 
 台北県の小学校に通う7歳の男児、張富謙くんが14日午前9時ごろ、自宅のあるマンションの12階から転落して死亡した。富謙くんは直前、家族と一緒に中正紀念堂に遊びに出かけると聞き、うれしさのあまり興奮してリビング窓際のソファーの上で飛び跳ねていたところ、バランスを崩して網戸を突き破って転落したとみられる。15日付蘋果日報が報じた。

 富謙くんが転落した際、父親はまだ就寝中で、母親は換気のため窓を開けた後、台所で洗い物をしていた。また窓の外には安全のための鉄柵が備え付けられておらず、両親は過失から子どもを死なせたと強く自責の念に駆られているという。

 また張さんの親族によると、両親は以前子どもの安全を考えて鉄柵を取り付けようとしたが、マンションの管理委員会から外観を損なうとして反対されたという。ただ、同委員会関係者は「住民会議で申請できるが、これまでなかった」と否定している。

 なお、事故傷害防治学会の統計によると、事故による子どもの負傷のうち、64%が自宅内で発生している。特に家族が目を離した際に、リビングで転倒するなどのケースが多いという。