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作成日：2010年3月15日_記事番号：T00021475
華新集団、南京の都市開発計画に着工
華新集団が中国・南京市河西新城区で60億人民元（約800億円）余りを投じ、高級ホテルやオフィスビル、ショッピングモール、高級住宅などを建設する「華新城」計画が13日、定礎式を迎えた。同社は台湾の上場企業として初めて、中国の都市開発事業への直接投資を行う。傘下の金澄建設を通じて建設され、2012年以降相次いで竣工、供用を開始する計画だ。14日付工商時報などが伝えた。
「華新城」の建設予定地は地下鉄の２路線が交差する地区に位置し、落札金額は４万米ドル余り、面積は30万坪。華新麗華（WALSIN）の焦佑倫董事長によると、落札当時は経済部投資審議委員会（投審会）による中国への不動産投資の上限規定が1,000万米ドルだったが、先ごろ同上限が5,000万米ドルへと規制緩和されたことで、ようやく計画への着手が可能になったという。
計画で建設される高級ホテル２軒のうち１軒は、インターコンチネンタル・ホテルに経営委託し、13年に開業する予定だ。また、オフィスビル２棟はショッピングモールと連結させる。ショッピングモールの入居業者は年末から募集するとしている。
