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淡海新市鎮、工場誘致策とMRT延伸の検討指示


ニュース 建設 作成日:2010年3月15日_記事番号:T00021476

淡海新市鎮、工場誘致策とMRT延伸の検討指示

 
 呉敦義行政院長は12日、内政部営建署に対し、台北県淡水鎮で開発が遅れているニュータウン「淡海新市鎮」への工場誘致を促進するよう指示するとともに、新都市交通システム(MRT)淡水線に接続する軽量鉄道(LRT)の建設に向けた検討を急ぐよう交通部に求めた。13日付中国時報が伝えた。

 淡海新市鎮は1992年に開発が始まったが、交通が不便なことから開発が大幅に遅れ、現在開発済みの用地は、計画地の4分の1にとどまっている。営建署は近く、荒れ地状態の数百ヘクタールの用地に工場などを誘致するためのプランを取りまとめる。民間から20億台湾元(約57億円)を超える投資を誘致したい構えだが、企業の関心を集めることができるかは未知数だ。

 開発推進には交通インフラの整備がカギとなる。軽量鉄道は緑山線、藍海線の2本(総延長14.35キロ)の建設が計画されており、建設費は118億元を見込む。