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宝成が「杰之行」売却、不振の衣料ブランド


ニュース その他製造 作成日:2010年3月15日_記事番号:T00021480

宝成が「杰之行」売却、不振の衣料ブランド

 
 製靴大手の宝成工業は12日、傘下企業を通じて保有している中国の衣料ブランド会社「湖北杰之行服飾」の株式50%を売却し、資本関係を解消したと発表した。13日付工商時報が伝えた。

 宝成工業は、傘下の裕元工業が56%を出資する投資会社、宝勝国際が設立した子会社の龍光(中国)体育用品を通じ、杰之行に出資していた。売却は杰之行の業績不振が理由で、宝勝国際は320万米ドル、裕元工業は180万米ドルを2009年9月期にそれぞれ損失計上していた。

 裕元工業は靴の受託生産世界最大手で、宝勝国際は裕元工業の小売部門を分離上場させる形で設立された企業。宝勝国際は現在、中国で主にナイキ、アディダス、李寧など有名ブランドのスポーツ用品販売を手掛けている。