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ECFA締結、台プラ3社に恩恵150億元も


ニュース 石油・化学 作成日:2010年3月15日_記事番号:T00021482

ECFA締結、台プラ3社に恩恵150億元も

 
 5月中にも開催が見込まれる第5回中台民間トップ会談(江陳会)で、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)が締結され、アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)が実施されれば、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)の受ける恩恵は年間100億~150億元(約285億~428億円)に上る可能性がある。15日付工商時報が報じた。

 アーリーハーベストの対象となる石油・化学製品は最大で12項目とされ、2008年の中国(香港含む)輸出額から計算すると、台プラ3社への恩恵は年46億1,000万元となる。しかし、現状から見ると減税による利益は少なくともこの2~3倍に膨れ上がると見込まれる。