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作成日：2010年3月15日_記事番号：T00021487
鴻海のアムトラン合併、観測さらに強まる
鴻海科技集団（フォックスコン）が、主に米ビジオ向けに液晶テレビを受託生産している瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）を合併するという観測が出回り、鴻海の丁祈安・広報担当は12日これを否定した。一方、アムトランは「当社は鴻海からの出資受け入れに関する情報を発表していない。情報は当社の発表したものが正確だ」とコメントした。アムトランのコメントは、今後合併される可能性を否定しておらず、市場は情報が事実であるという確信を強めている。13日付経済日報が報じた。
鴻海は今年の液晶テレビの出荷台数が1,000万～1,200万台と見込まれている。アムトランは700万～800万台。両社が合併すれば首位の冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）の1,500万台を抜いて、液晶テレビの受託製造で世界首位となる。
