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2月の大型液晶パネル出荷、前月比12%減


ニュース 電子 作成日:2010年3月15日_記事番号:T00021488

2月の大型液晶パネル出荷、前月比12%減

 
 台湾の市場調査会社ウィッツビューによると、2月の世界市場全体の大型液晶パネル出荷枚数は4,434万枚で、前月比12%減となった。春節(旧正月)連休で稼働日が少なかったこと、および中国の労働者、部品供給の不足が中国に生産拠点を持つパネルメーカーの出荷に影響を与えた。ただ、前年同月比では58.5%増加した。13日工商時報が伝えた。

 用途別では、▽液晶テレビ用、1,387万枚(前月比10.1%減)▽液晶モニター用、1,515万枚(同16.6%)▽12.1インチ以上のノートPC用、1,212万枚(同7%減)▽12.1インチ以下ノートPC用、320万枚(14.3%減)──と、いずれも前月より減少した。

 工商時報によると液晶パネルは依然供給不足状態で、4月も価格上昇が予想されることから川下顧客の発注意欲が強まっており、3月は2けたの出荷成長が見込める。

 またウィッツビューの張小彪副総経理も、「中国の労働者不足問題が解消し、受注も回復する中、パネル各社の売上高は3月、成長を取り戻す」との見方を示した。