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社内恋愛、会社員の4割が経験


ニュース 社会 作成日:2007年8月20日_記事番号:T00002173

社内恋愛、会社員の4割が経験

 
 人材バンク「1111人力銀行」が農暦7月7日の七夕バレンタインデー(今年は8月19日)に合わせて行ったネット調査で、会社員の39.1%が「社内恋愛の経験がある」ことが分かった。

 台湾では週労働時間が45時間を超える会社員が45%と半数近くを占める。そのためか、「近水楼台先得月(水に近き楼台は月がまっ先に照らす)」ということわざにもあるように、一日の大半を過ごす職場でロマンスが生まれるチャンスも多いようだ。

 社内恋愛が最も多い業種は、オプトエレクトロニクス、IT(情報技術)、通信業で、次いで労働時間が長い工商、サービス、仲介業とプラスチック化学、紡織業。逆に社内恋愛が最も少ないのは、男性が圧倒的に多い鉄鋼業や、オフィスにいる時間が比較的短い旅行・観光業だった。

「社内恋愛に期待する」と職場にロマンスを求める会社員は46.3%にも上っている一方、自分が社内恋愛をした場合、「オープンにしたい」39.5%が、「オープンにしたくない」60.4%を大きく下回っている。

 同じ職場に恋人がいるメリットとしては、「共通の話題と生活圏」61%、「互いに身近で面倒をみることができる」55.8%、「時間を合わせやすい」45.7%など。一方、デメリットは「別れた場合気まずくなる」85.1%、「公私混同してしまいそう」69%、「行動を監視される」35.8%。

 一方、「yes123求職網」が行った調査によれば、社内恋愛のパターンでは「同僚同士」が8割を占め、「上司と部下」は1割余りと意外と少ない。

 社内恋愛で別れたり、不倫やふたまたが発覚するなどいったん問題になると、どちらかが異動や離職ということに。その場合、どちらが離職すべきか?との問いに対する回答は、「女性」34%、「職位の低い方」31%、「未婚者」15%、「既婚者」10%。最も離職する可能性が少ないのは、「男性」と「職位の高い方」で、社内恋愛では女性が損をしやすいとの見方が多かった。